本導入事例コンテンツは、平成22年11月1日以前にフィードパス株式会社が行った取材を元に作成/公開されています。
導入サービス | サイボウズ Office 8 基本セット for SaaS |
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利用者数 | 10人 |
業種 | 金融/証券会社 |
事業内容 | 投資、インベストメント事業 |
ホームページ | http://www.dqcap.com/jp/ |
会社概要


2009年4月に大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ株式会社とクオンタムリープ株式会社が共同設立した大和クオンタム・キャピタル株式会社は、アジアにおける成長段階にある企業に対し投資を行い、投資先企業の成長を主導する新しい「グロース・ファンド」である。

具体的には技術力・ブランド力を持ちながらも閉塞感のある日本企業と、成長力のある中国やインドを始めとするアジアの企業を結びつけることにより、双方の価値を飛躍的に向上させる取り組みを行っている。
「直近では、約80億円のファンドが成立しており、今後2~300億円まで拡大していく予定です。我々は、ベンチャーキャピタルでなく、成長過程(年間売上30億円が目安)の企業に対して投資を行っています。」(山下氏)
同社において「サイボウズ Office 8 for SaaS」が導入された経緯やその利用方法について聞いてみた。
導入の経緯と決め手


同社は、2009年4月設立の新しい企業である。設立のタイミングで、『スケジュール管理』と『ファイル共有ツール』が業務上必須であることから、グループウエアの導入が検討されたそうだ。
「業務上、チームプレーが必要なのと、ドキュメントをシェアする局面が非常に多いのです。そこで、元々クオンタムリープ株式会社時代に使ったことのある『サイボウズOffice』を思い出しました。」(山下氏)
そこで、インターネット環境さえあれば、どこからでもすぐに利用できる「サイボウズ Office 8 for SaaS」に白羽の矢が立った。
導入効果


同社におけるビジネススタイル上、「サイボウズ Office 8 for SaaS」を閲覧するのは会社と自宅からが多いのだという。
特別環境を整えなくても、SaaSなのでインターネットさえあれば自宅からでも利用できる。シンプルだが、便利だと山下氏は語ってくれた。
「弊社には、外国人のメンバーも在籍しています。予定を共有するという業務文化が日本とは大きく違うので初めは苦労しました。でも『サイボウズ Office 8 for SaaS』を導入してから、少しずつですが彼らが日本人メンバーの予定を確認するようになってきました。嬉しい変化でしたね。」(山下氏)
サービスへのご要望

最後に、山下氏は要望として、『「サイボウズ Office 8 for SaaS」の英語表記』を挙げてくれた。 導入効果のパラグラフでも触れているが、同社では外国人メンバーが在籍しており、チームで業務にあたるためコミュニケーションが頻繁である。そのため、日本語表記のみに対応している「サイボウズ Office 8 for SaaS」を利用する局面がどうしても限られてしまう、というのが現状だそうだ。英語表記対応が可能になることで、これまで以上に利用シーンが増えるのではないか、と同氏は語ってくれた。
成長著しい同社の今後の動向に注目したい。